クジラの町・太地(2/2)
道の駅たいじでの物販が9時からなので、それに合わせてホテルを出発します。
冷凍のクジラ肉や生マグロなどが売られており、特に生マグロは人気で早ければ午前中には売り切れてしまうとか。
今回はクジラを求めて来ているので、冷凍のクジラ肉、イルカ肉を買い込み、氷と保冷剤を保冷バッグにしっかり入れてから太地駅に向かいました。
朝10時前の太地駅。土曜日ですがひと気はなく静かです。発車時刻直前に数人のお客さんが来られました。
9:56、行きに乗ったのと同じ電車に紀伊勝浦まで乗ります。自転車を乗せることのできる「サイクルトレイン」のマークがついています。
10:03に紀伊勝浦駅に到着。お昼までまだ少し時間があるので、保冷バッグをコインロッカーに入れ、土産物屋に寄ったり周辺を散歩して過ごします。
駅前にある那智勝浦町観光案内所には、当地の温泉むすめである「南紀勝浦樹紀」のコーナーが設けられています。
温泉むすめには、ファンからグッズを「奉納」するという文化があり、ここに所狭しと並ぶグッズもすべてファンから寄せられたものだそうです。
漁港近くにある「勝浦漁港にぎわい市場」。マグロ関係のお土産や飲食店が並ぶ施設です。見た目より中は広くなく、混雑するとちょっと狭苦しい感じ。
せっかく勝浦まで来たのだから、マグロも食べていきたいところです。
というわけで、旅の締めくくりには、にぎわい市場から少し歩いたところにある「お食事処 大和」でマグロ丼をいただきました。
通常のマグロ丼とDXマグロ丼があり、DXのほうを注文。価格は2500円(当時)。
生マグロの様々な部位が一度に楽しめる豪華な丼です。見た目以上にボリュームがあります。
マグロも食べて満足したところでいい時間になってきました。
保冷バッグを抱えて特急南紀号に乗り、名古屋へと帰ります。
クジラもマグロも両方楽しめる良い旅になりました。
冷凍で持ち帰ったクジラ肉、イルカ肉を後日食べてみました。写真はイルカ肉です。
左の赤身はどす黒い見た目でちょっと驚きます。やはり独特の臭みは多少感じられますが、肉は柔らかく美味です。生姜醤油でいくのが一番美味いと思います。
右は皮の部分です。脂身の上の表皮の部分は、まさに水族館で見るイルカの皮膚そのものです。脂身は、肉とはまた違った独特の風味で、美味しいですがこちらは好みが分かれるかも。
他ではなかなか味わえない珍味!
マグロ!マグロ!