名鉄グランドホテル


概要

名鉄グランドホテルは、名古屋駅すぐそばに位置する歴史あるホテルです。

名古屋駅の東口から南(右)に進み、ナナちゃん人形がある辺りにこのエントランスがあります。

エレベーターホール。重厚な雰囲気に期待が高まります。

お部屋

1633号室にチェックイン。スタンダードシングルルームです。

ベッド、デスクのほか、ミニテーブルと椅子が配置されています。

さすが名鉄グループの看板ホテル、最下級のシングルルームでも余裕のある造りです。

窓側から見た様子。

ズボンプレッサーもあります。最近は廊下に共用のものが1台あるだけというホテルも多いです。

シックで重厚な内装がいいね!

デスク。鏡の前にある瓶は、廊下にあるウォーターサーバーの水を持ち込むためのものです。
その代わりに水のペットボトルのサービスは廃されています。

浴室。ユニットバスです。ウォシュレットはちゃんとついています。

ここは最近では珍しくカードキーに部屋番号を書いてくれています。なんと親切!部屋番号を忘れても大丈夫!

まあ、万一カードを落としてしまうと大変なのですが……

夕食

和食レストラン「四季」にて夕食の時間です。一人客でもOK。

「名古屋めしデラックス」のコースをいただきます。名古屋名物の料理が余すところなく楽しめるという名古屋らしいコース。

メニュー上では7000円ですが宿泊者は少し割り引かれているようです。(宿泊とセットプランのため正確な割引率は不明)

豪華にいこう!!

先付けとお刺身が終わると徐々にエンジンがかかってきます。

焼八寸「手羽先甘辛タレ黒胡椒焼き」&「名古屋コーチンもも肉串柚子胡椒焼き」。

しっかり味のついた手羽先と名古屋コーチンの焼き鳥です。お酒が進みそう。

続いて一人鍋「名古屋コーチン捏ね入りきしめんすき鍋」。

鍋焼きうどんならぬ、鍋焼ききしめん。鶏つくねもちゃんと名古屋コーチン使用です。

強肴「特大姿エビフライ」。

有頭のエビフライです。しっかり身の詰まったエビフライで見た目以上にボリュームありです。

ところで、強肴は「しいざかな」と読むんですね。この記事を書くまで知りませんでした。

食事(ご飯もの)「ミニひつまぶし」。

ラストを飾るのはひつまぶしです。「最初はそのまま、その次にお茶漬けで」の流儀でいただきます。

ウナギだ!!

和菓子「名古屋ういろう・鬼まんじゅう」。

デザートも名古屋名物です。ういろうはかなり知名度が上がりましたが、鬼まんじゅうは県外ではあまり知られていないのでは。

「名古屋めしデラックス」の名に恥じない、名古屋めし尽くしのコースでした。県外から来る人にもおすすめです。

名古屋めしをたらふく食べたら部屋に戻ります。

道路に面した部屋なので夜景がよく見えます。

お腹いっぱい食べて、あとは広いベッドで寝るだけ……代えがたき幸福……

朝食

朝になりました。名古屋の街もいつも通り動き出しています。

正面に見えるのは名古屋三井ビルディング、その奥にあるやや低くて白いのがコムテックタワー、その奥にあるのがシンフォニー豊田ビル。左端に見えるのはミッドランドスクエア、右端は名古屋スパイラルタワーズです。

朝食は18階のレストランでビュッフェ形式です。

広くて余裕のある会場です。

朝食でも名古屋めしいろいろあります。こちらは「どて煮」です。八丁味噌で牛すじ肉や野菜等を煮込んだもの。

朝からどて煮が食べられるなんて、感動的!

そしてここでもやっぱり手羽先。一口サイズのひつまぶしには出汁もちゃんと用意されていました。

朝食をしっかり食べたら、支度をしてホテルを後にします。フロントでは名鉄電車やジブリパークのグッズ、きしめんなどが売られていました。

施設もサービスもしっかりした良いホテルでしたが、残念ながら再開発のため2026年3月22日で営業終了予定となっています。

泊まってみたい方はお早めに。