根尾谷の淡墨桜


概要

樽見駅へ

我が国がコロナ禍の入り口に立っていた2020年3月末、有名な淡墨桜(うすずみざくら)を見に行ってみようと本巣にある淡墨公園を訪れることにしました。
愛知県からはJRで大垣駅まで行き、そこから樽見鉄道線で終点の樽見駅まで乗っていきます。

というわけで樽見駅に着きましたので、ここからは歩いて淡墨公園に向かいます。この辺りはかつて根尾村と呼ばれていたところです。

沿道では桃の花が満開に。生憎の曇り空ですが……。

辺りは人も車もなく静まり返っています。

淡墨公園

10分ほど歩くと淡墨公園に到着です。

例年この時期には出店も出て大変な混雑とのことらしいですが、既にコロナが広がり始めており出店はすべて中止、人出も少なくなっていました。

空いてるのはいいけれど、これはこれでちょっと寂しいね

こちらが有名な淡墨桜。ほぼ満開でしょうか。樹齢1500年超という桜の巨木との対面に身が引き締まる思い。

大きく広がった枝が折れぬよう、いくつもの支柱が立てられていました。

別角度からもう一枚。

本当に大きいんですが、撮り方が悪いのか写真だとうまく伝わらないですね。

うーん、それにしても人が少ない。

もっとも、こんなことが数年も続くことになるとは、当時は思ってもみなかったのですが。

帰路へ

淡墨桜もしっかり見ることができたので、帰路につきます。

根尾川沿いの桜ももうすぐ満開です。

わびさびを感じる……

帰りの列車に乗る前に、樽見駅前の喫茶店「たなか」でお昼ご飯にします。12時半過ぎでお昼時でしたが、こちらも店内は空いていました。

注文したのはアマゴフライ定食。川魚をフライで食べるというのもなかなか珍しく、美味しくいただきました。

樽見駅に戻ってきました。

駅前にも立派な桜の木が植わってます。こちらも満開ですね~

買ってあった往復切符は昔ながらの硬券(ペラペラなやつではなくしっかりした厚紙)。

モレラ号に乗って、根尾の町にお別れです。またいつか、満開の淡墨桜のもとにたくさんの人々が集まることを願って。

コロナが早く落ち着きますように……